【暮らしのあれこれ】

私のイメージとはちょっと違った?! 北欧暮らし

私のイメージとはちょっと違った!?北欧暮らし

片付いていないところにいるとイライラする。
やることがいっぱいだと、それだけで気落ちしてくる。
身軽になりたい、という思いが年々強くなっているようです。
そんな時手に取った本「北欧で見つけた 気持ちが軽くなる暮らし」。
実際に暮らしてみたからわかる、北欧の暮らし。
良い意味で「え、そうなの?」と驚くことがありました。

雑然とした空間が苦手

いろいろなものが置かれていて、こちゃっとしている空間が苦手です。
あれも、これも雑然と置かれていて、いろんなものが目に入ってくる。
それだけでイライラしてしまいます。

こんなことを書くと、片付け上手のように思われてしまいそうですが、全くそんなことはないのです。

どちらかというと、片づけは苦手。
上手にできません。

それでもイライラする時間を減らしたい。
モノは少しずつ減らしているけれど。
どうしたらいいんだろう。

そんな時に、この本に出会いました。

「北欧で見つけた 気持ちが軽くなる暮らし」

著者の桒原さやか(くわばらさやか)さんは北欧に年に一度は旅行に行っていたそうです。
ただ、旅行に行くだけではわからない、住んでいるからこそわかることがあるだろう、とは感じていたそう。


スウェーデン人のパートナーと旅行に行くのに調べていた時のこと。
ノルウェーのトロムソという街のことがとっても気になりました。
北極圏にある街です。
パートナーの仕事が現地で決まったこともあって、引っ越すことに。
1年半の暮らしてみた後、日本に戻ってくることにしたそうです。

この本では、私が実際に北欧を通して、体験したことをみなさんにもお裾分けできたらいいな、と思いながら書かせてもらいました。
ノルウェーに住んで気づいたこと、そして、スウェーデン人の夫との生活から見えてきたこと、また、北欧に何度か旅行に行く中で分かったことも書いています。

行間が広めで読みやすく、章の終わりには要点がまとめられているのもわかりやすかったので読んでみることにしました。

北欧ではお酒が買えない時がある?!

北欧の人々が自分たちの居心地をよくするためにしていることなど、わかりやすく書かれていたので読み進めていきました。
でも、私の心が動いたところはちょっと違うところ。
「北欧ではお酒が買えない時がある?!」

お酒の過剰摂取が社会的な問題になったことがあって、お酒を販売する時間を制限しているのだそうです。
国によって販売方法は違うみたいだけど。
これにはびっくり。

ノルウェーでは スーパーで買うことができるのはアルコール度数が少ないもののみ。
アルコール度数が高いものは国営のショッピングモールでしか買えないそうです。

お酒は他の食品よりも消費税が高めに設定されているために価格も高い。

びっくりして主人に聞いてみると「日本のように自由に変える国の方が少数派みたいだよ」とのこと。
そうなの?
知らなかった。

グーグル先生で調べてみる。
本当だ。
宗教上の理由によって、曜日や時間などでお酒が買えなくなるみたい。
知らなかったー。

朝の8時から始業?!

次に驚いたのが、ノルウェーの会社は8時から仕事を始める会社が多い、ということ。
朝早くからはじめれば、早く終わる、ということらしい。
北欧では仕事が早く終わる、というのは知っていたけれど、こんなに始業時間が早いのは知らなかった。

そうそう、私が抱いていた北欧のイメージ。
お父さんも仕事が早く終わるから、学校から帰ってきた子どもたちと夕方遊ぶことができる、といったもの。
それは。
こういうことだったのね。
確かに。
早く仕事を始めれば、終わるのも早いわよね。

しかも、お昼休憩は15分程度でササっと済ませる。
パンに野菜などを挟んだものとスープを軽く流し込んで仕事に戻るんだって。
お昼休みを1時間ほどとる日本とは、だいぶ違う。
これにもびっくり。

始業時間が早いのも、お昼ご飯をササっと済ませることも、仕事を終えて家族と過ごす時間を大事にしているから。
その時間のために、他のことはできるだけ効率化しているみたい。
すごいなあ。
私が暮らしている日本とは考え方が違う、と思ってしまう。

テレビ番組も違う?

ノルウェーではインテリアや暮らしのテレビ番組が多いそう。
日本のテレビ番組はグルメや食べ歩きの番組が多いんだって。
それが、当たり前と思っていたから不思議なことに思ってなかったよ。

そういえば、何かで読んだことがある。
日本人は食に対して、時間を割きすぎている、と。
食事をつくる時間もそうだけど、時間をかけて食べるし。
いつも何を食べようかばかり考えていて、人生を無駄にしていない?と他の文化圏の人の目には映るそうだ。

そうなのかな。
それが当たり前だから、当然だと思っていたよ。

主人も、仕事の合間に外に食べに行くのを楽しみにしているし。
休日はどこでランチをするか。
何を食べるか、よく話している。
そういうものだと思っていたし、普通のことだと思っていた。

確かに、食事の準備は大変だし。
疲れているときはへとへとになってしまうことも多い。
今回の本を読んでみて、もう少し手抜きしてもいいのかもしれないな、なんて。
思ったりもした。

違う考え方を取り入れるきっかけになった

実は、連休の最終日へとへとになってしまって。
「もう、ベッドで横になる」
と寝室にころん、と寝転がってこの本を読んでいたのでした。

ホルモンバランスも身体も変わってくるお年頃。
なんとか気合で片付けていたことができなくなって、なんだか寂しくなったり。
イライラしたり。

そんな時、手に取ったこの本で北欧の暮らしを見せてもらって。
驚いたり、困惑したりしたけれど。

これまで私がしてきた、そんなやり方じゃなくてもいいのかも。
と、少し思えたのでした。


考え方のヒントをもらえたのはよかったです。


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