キッチンソープを切り出しました。
手づくりの石けん。
気がついたら、色に溢れていました。
ハンドメイド ソープ
手づくりノートによると、今年８度目の石けんづくりでした。
私はキッチンで使う石けんも手づくりしています。
主人は合成洗剤を使うけど、私は石けん派です。
強いこだわりがあるわけではないんです。
お風呂で使う石けんを手作りしているから、キッチンのも手づくりしちゃおうっていう気持ち。
手づくりすると、自分の好きな精油を入れられます。
アロマテラピーで使いきれなかった精油も使えます。
色を付けたりできるのも、楽しいです。
こうなると、利便性よりも作ることが面白いから、という感じですね。
エメラルドグリーン
話はとびます。
むかし、むかし。
私が小学生だったころ。
私にとってエメラルドグリーンは憧れの色でした。
同級生の中に60色のクーピーを持っている友達がいました。
大きなクーピーは2段に分かれていました。
見せてもらうと、私のクーピーには入っていない色がたくさんあります。
中間色、というのかな。
微妙な色合いがすてきで見とれてしまいます。
クーピーの本体に彫られた色の名前を見てうっとりしてしまいました。
エメラルドグリーンはその中の一色だったと思います。
鮮やかなその色に私は釘付けになりました。
空色とも違うし、黄緑とも違います。
明るくて鮮やかなその色に、気持ちがワクワクするのを感じました。
今年はどんな石けんを作ろうか、と考えた時、まっさきに思い浮かんだのがエメラルドグリーンでした。
色の粉を入れれば、石けんに色を付けることができます。
鮮やかなその石けんにペパーミントなどのハーブの香り。
レモンなどのフルーツの香り。
そんな香りをつければ、見た目にも、香りもさわやかな石けんになりそうです。
そうすれば、使うのも楽しそう！と思いました。
エメラルドグリーン、その後
そんなことを思い浮かべながら、今回のキッチンソープを仕込みました。
小学生の頃に憧れた色よりは、少し濃いめになってしまいました。
（色粉を入れすぎてしまいました( ´艸｀)）
それでも、鮮やかなグリーン。
パインニードルやティーツリー、レモンの香りが爽やかな石けんです。
ワイヤーカッターで石けんを切り出していきます。
切り出しながら、エメラルドグリーンにまつわる話をもう一つ思い出しました。
私は、中学生になりました。
一つ下の弟も中学に入学したとき、ジャージが変更になったのです。
なんと、エメラルドグリーン色になったのでした。
弟は恥ずかしい、ととても嫌がりました。
私の学年までは、藍色だったのです。
そっちの方がよっぽどいい、と言っていました。
私は憧れだったエメラルドグリーンが嫌がられているのを見て複雑な気持ちでした。
でも、弟の気持ちもわかるような気がします。
色としては好きな色だったけど、それを着なくてはならないとなると、それは別の話です。
いくら好きできれいな色でも、自分にしっくりと来ない服を着なくてはならないのは、落ち着きませんね。
色とファッションについて考えさせられた出来事でした。
色とりどり
そんなことを思い出しながら、石けんを切っていました。
昔のことをいつになく思い出してしまいました。
これも、水星逆行だからかしら。
西洋占星術で使う暦によると、現在水星が逆行しています。
過去のことを思い出したり、昔の縁が一時的に戻ったりする時期でもあります。
切り出した石けんは 一か月ほど寝かしてから使います。
その間、100円ショップで購入したプラスチックのバスケットの中で先輩たちと過ごしてもらいます。
バスケットの中には、オレンジ、レモン色、ミルク色。
いろんな色の石けんたちが揃っています。
使い切らないうちに、その時の気分で選んでしまった結果です。
でも、いろんな石けんを見て楽しくなりました。
（画像ではうまく色が出ていませんが、4種類ぐらいの石けんです。）
今回切り出した「エメド」くん（今、命名しました）はどんな香りに仕上がるんでしょう。
一か月後が楽しみです。
それでは また☆
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