マドモアゼル愛先生の「月の教科書」という本を読みました。
マドモアゼル愛先生
マドモアゼル愛先生は占星術の専門家。
私もどこかでお名前を拝見したと思います。
占いは大好きなので、雑誌や本はよく読んでいます。
その中で先生のお名前をお見掛けしていたと思うんですね。
最近はYoutubeをされています。
サイトでお名前を見つけた時はびっくりしました。
お名前だけ知っていたので、こんな方だったんだ、という驚きから。
実際に動画を見てみると、星占いだけでない幅広い知見からのお話が繰り広げられます。
いろんなことを話されているので、世間知らずな私は驚くことも多いです。
穏やかな語り口で淡々とわかりやすくお話しされています。
刺激的な内容を早口で巻くように話すYoutuberの方も多いので、先生のチャンネルが人気なのもわかるような気がしました。
月は欠損
多岐にわたる先生のYoutubeチャンネルで、月のことについてお話しされている回を聞いたことがあります。
と、いってもたぶん1年以上前、私の記憶はうろ覚えです。
愛先生は「月は欠損」だとおっしゃっていたのです。
占星術では主に10の天体を使います。
月はそのうちのひとつです。
地球の衛星である月。
占星術ではその人の7歳までの状態や母親、無意識に繰り返してしまうこと、癖などの意味を持ちます。
先生は、その人のホロスコープで月が表すのは、その人が決して満たすことができない欠損だとおっしゃっていたのです。
私はこの理論に大変驚きを感じました。
月の教科書
今回の本、「月の教科書」はその先生の月理論について書かれた本です。
どうして月が欠損なのか、その理由をかみ砕いて書かれています。
丁寧に書かれているので、占星術を知らない方でも読めるのでは、と思ったほどでした。
ただ、先生の語りをYoutubeで聞いているものですから、本を読んでいても、先生の声で読んでいただいているようなそんな錯覚に陥ります。
本は音声ではないのですが、やっぱり書き口が似てくるのでしょうか。
先生の穏やかな声が聞こえてくるようで、静かな気持ちで読書を楽しんでしまいました。
思い当たることばかり
先生の本を読んでいて、同時に先生の声が聞こえてくるような、そんな不思議な読書を楽しんでいたのですが、内心は穏やかではありませんでした。
なぜなら、本に書いてあることが当たっていたからです。
身に覚えのあることばかりでした。
先生の本には、それぞれの星座に月がもっている人がしない方がいいことを書いているページがありました。
私はふたご座です。
ふたご座の月の人がしないほうがいいことを挙げてみますね。
月ふたご座の人がやってはいけないこと
深い考えもないのにすぐに話したり表現しようとすること
マドモアゼル愛「月の教科書」より
わかっていないのに教えようとすること
話し続けること
拙速に答えを出そうとすること
自分には深い考えがあると勘違いすること
知ったかぶりをすること
自分は頭がいい、とおもうこと
2つないし複数の物でまようこと
同時に複数恋愛
無理して学んだり勉強すること
学歴重視の価値観を持つこと
計画性のない行き当たりばったりの旅行
物書きになろうとすること(苦労するので)
私はどれも当てはまっていると思いました。
その中でもとくに刺さったのが「無理して学んだり勉強すること」でした。
私は勉強が好きだと思っていましたし、わりとできる方だと思っていました。
でも、40を過ぎたあたりから、そうもいかなくなってきたのです。
頭に入らないし、覚えられない。
ふつうに意見を言うのもしどろもどろだし、という感じです。
自分自身で思っていた自分と実際の自分がかけ離れていたのでした。
勉強すれば、それなりのものになれる、そう思っていろいろなものに手を出してきました。
そのなかで、一番最近のものが占星術でした。
勉強して、モノにすれば、稼ぐことができるだろう、そんな魂胆がありました。
でも、学んでもなかなか身につかないし、頭の中は混乱するばかりです。
ひとりでブログを書くことからはじめよう、とこのブログを書き始めましたが、苦しいばかりでなかなか記事が書けませんでした。
マドモアゼル愛先生の本を読んで、このことが腑に落ちました。
自分が頭がよいと思っていましたが、それはふたご座の月が作った幻想だったのですね。
以前に、占い師の方に見ていただいたときに
「勉強ばかりしていてもねぇ・・・」みたいなことを言われたのですが、このことを言っていたのかもしれない、と今さら思いました。
先生の理論から言うと、私が勉強をしてモノにしよう、文章を書いて副収入を得よう、というのは月ふたご座から行動していることなので、どうしても成就しません。
ああ、だからだったんだな、と今さら気がついて愕然としました。
知るのは強い
先生の本を読んで、あまりに心当たりがあることばかりなので、ずいぶんとショックを受けました。
でも、今知ってよかったんだと思いたいです。
このブログは、占星術のブログではなくて、趣味のことや、日常のことを書いていく気楽なものにしようと改めて思いました。
私は本を読みながら主人の月星座のことも考えました。
主人の月星座についても、思い当たることがいくつもありました。
家はリラックスして過ごすところだから、と、なるべく主人も居心地よくすごせるように、と思ってきましたが。
相手の言うことをうのみにするのではなく、こちらで制限や枠を決めてあげることも必要かな、と思うようになりました。
愛先生の本は、読んでいて心地よいばかりではありませんでしたが、大変な学びになりました。
アマゾンでたくさんのレビューがついているのもわかります。
最寄りの図書館に新刊で入ってきて驚きました。
だれかがリクエストしてくれたのでしょうか。
読めてよかったです。
それでは また☆
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