【星日記】 ハンドメイド

編み物と占星術 横山起也さんの「どこにもない編み物研究所」

私が最近気に入っているのが編み物チャンネル。
雑誌「毛糸だま」をはじめ数々のニット本を発行している日本ヴォーグ社さんが中の人。
最近はテーマに沿って一時間ほどトークを繰り広げる編みトークが人気です。

編み物チャンネル

日本ヴォーグ社の方と一緒に進行を務めてくれるのが横山起也さん(編みキノコ会議)。
会話の端端に感じられる深い教養と心配りのおかげで、気が向いたときだけニッターになる私も疎外感を抱かずに、興味をもって聞くことができています。

今年編むためのニットの本を探していて、偶然、横山さんが書かれた本があることを知りました。
図書館にあったので借りて読んでみることに。


編み物と占星術?

この本はいろいろな形で編み物に携わっている方と横山さんが対談しているほんです。
対談がたくさん載っているんですよね。

ただ、皆さん本当に編み物とのかかわり方が人それぞれです。

近代の日本の編みものを研究されている北川ケイ先生とか、牧師でフェアアイルセーターをデザインからされる渡辺晋也さんとか。

中には、新しいことにチャレンジしてみようと、編み物の本をはじめて買って編んでみる予備校の先生のページもありました。

あみぐるみ作家の光恵さんのオランくんはとても愛らしいし。
翻訳家でもあり、英文パターンを日本に広く紹介してくださった西村先生との対談ページもありました。

そんなページのひとつとして、編み物と占星術をページがちょこっとだけ載っていたんです。
私が買っている占いの雑誌「マイカレンダー」でもおなじみの先生が横山さんと話されているページがあってびっくりしました。

扱っている内容は2020年に話題になった「風の時代」と編み物について。
ページではエレメント(火、風、土、水)の説明と20年に一度起こるグレートコンジャンクションが2020年から風のエレメントで起こることが書かれていました。

風は情報を扱うのが得意でコミュニケーションの世界です。
土の時代から風の時代への移り変わりと編み物界に見られる現象を結び付けて語られていたのを興味深く読みました。

私は2015年ごろから靴下編みにはまったり、海外パターンを編んでみたり。
ネット上で世界中の編み物好きが集まるラベリーを面白く見ていたので
編み物界はいち早く風の時代っぽいなーと感じていました。

個人的に仕事で閉塞感を感じていたので、編み物の世界の広さに救いを求めていたかもしれません。
とにかく、私なりに風の空気を編み物界に感じていました。

ただ、私は占星術も編み物も中途半端な愛好家で、どちらについても深く語ることはできません。
それなので、編み物について語られる本で ちょこっとでも占星術と編み物について結び付けてくれるページがあったことがうれしかったです。


横山さんの本を読んで、私の中途半端な「好き」への罪悪感が少し薄れたような気がします。
占星術も編み物も、私なりの深さで好きでいていいかもしれない。
自分でぐるぐると縛っていた縄が少しゆるくなったのを感じました。

こんな本を作れるのは多彩な横山さんだからこそ、なんだろうな。
(なんて偉そうに書いてしまってごめんなさい。)

編み物沼にずぶずぶと足を踏み入れている人も、最近編み物をはじめた人も。
そこまででなくても。
モノ作りが好きな方だったら共感できることが多いかもしれません。

本に予約が入ったようなので、早く返してあげなくちゃ。
あと少し、続きを読もうと思います。


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