スペインにある世界遺産。
サグラダ・ファミリア。
いっぺん行ってみたいと思っていました。
東京国立近代美術館
竹橋にある東京国立近代美術館。
サグラダ・ファミリア展のチケットをいただきました。
「わりと忙しい日々だけど、行ってしまえ~」
ぴょい、と電車に飛び乗りました。
一応、双子座の月の日を選んでみました。
そのかいあってか、フットワークが軽めでした。
100年以上
私がサグラダ・ファミリアのことを意識したのは冥王星がやぎ座に入るころ。
当時の私は太陽の真向いに冥王星がやってくることを知ってビビりまくっていました。
占星術では10個の惑星を使いますが、冥王星は地球から一番遠い星。
破壊と再生という意味を持ち、人知を超えた働きをすると言われています。
強い力を持つラスボス的な存在だと感じていたため、私のビビリはさらに加速するのでした。
そんなものが、自分の向かいのハウスに10年以上居座り続ける。
どんなことが起こるのか。
自分はどうなってしまうのか。
おそろしくて、なんども占星術のコンサルテーションを受けにいってました。
やり取りの中で、占術家の彼女が口にしたのが、ガウディのことでした。
「サグラダ・ファミリアなんて、100年以上経っても建て続けてる。まだ出来上がらないのよ。」
話の流れはすっかり忘れてしまいました。
でも、たぶん。
そのぐらい、時間を越えて、自分の一生以上の時間をかけて成しえる仕事がある。
そんな意味で放たれた言葉だったと思います。
サグラダ・ファミリアの存在は知っていました。
でも、そんな時間軸が人間界にあることがそのときの私には受け入れられませんでした。
理解も、もちろん。
私はいつも目の前のことに追われていたからでした。
あれから15年
あれから15年がたち、冥王星はやぎ座を抜けました。
3月には次の星座、水瓶座に入ったけれど、また6月11日にやぎ座に帰ってきました。
私はやぎ座に冥王星が入る一年前から今の仕事を始めています。
週3日のパートだけど、いろいろありました。
最近、思い返すことが多くなりました。
冥王星は私のホロスコープの10ハウスをウロウロしています。
やぎ座に戻った冥王星が、冥王星やぎ座時代を振りかえりさせているのかもしれないですね。
10年以上経つと、職場の環境もいろいろ変わります。
システムの変更も1度や2度じゃなかったし、先輩もすいぶん退職されました。
以前は職場が固定していたのに、異動が当たり前になり、働く場所や人が頻繁に変わるようになりました。
これだけいろいろと変わってくると、この先、どうなるんだろう、と考えたりするようになります。
世の中もずいぶんと変わっているので、なおさらです。
そんなときに、ガウディのサグラダ・ファミリアを思い出しました。
あんなに息の長い仕事。
どんな建物なんだろう。
興味が湧いたのです。
ガウディも図書館へ
展示の中で、私が魅かれたのはガウディも図書館に通い詰めていた時間があったこと。
図書館に彼が興味を持っていた建築に関する本があり、読み込んでいたようです。
展示には、彼が本の知識に感動していたことが記されていました。
「図書館は、やっぱり知恵の宝庫なんだ。」
図書館は人々が気づき上げた叡智が、人から人へ手渡されるところです。
ガウディの偉業の中には、こうして図書館で得た知識が含まれていると思うとうれしくなりました。
NHK
建築のことがさっぱりわからない私がもっとも足を止めたのが、NHKの映像展示でした。
NHKの取材によってつくられた映像が大きな画面で映し出されていたのです。
荘厳で優しい讃美歌が流れる映像に見入りました。
この夏、NHKでもサグラダ・ファミリアの関連番組がいくつか放送されるようです。
録画してぜひ見てみようと思いました。
ここ最近、体調のこともあり休日でさえも出かけることがめっきり減っています。
家事と合間に趣味のハンドメイドをするだけの日々です。
今回は、思い切って出かけてみました。
久々のお出かけでドキドキしましたし、疲れましたが、勇気を出してよかったです。
また、月がふたご座に回ってきたら、出かけてみようかな。
そんなことを思いました。
(私は月星座がふたご座)
途中、仕事中の主人と待ち合わせてご飯を食べたのも楽しかったです。
平日しかやってない街中華のお店。
話を聞いていて、ずっと行ってみたいと思っていました。(稲荷町の福来軒の本格四川麻婆豆腐を食べました。
あとで 画像を追加するかもしれません。)
福来軒の画像を貼り付けておきます。
主人が食べた回鍋肉。
お肉がプルプル。
少しいただきましたが、タレが独特。
キャベツの日の通し具合も絶妙。
他では食べられない回鍋肉ですね。
私が頼んだ本格四川麻婆豆腐。
辛くて美味しかったです。
それでは また☆
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