100円でハギレを購入しました。
きれいなピンク色の生地です。
家にあるハギレも利用して、ポケットがいっぱいついているバッグを作りました。
サンキのセール
サンキからハガキが来ました。
セールのお知らせです。
ちょうど仕事が休みだったので行ってみることにしました。
セールの初日の午前中です。
このタイミングでサンキに行くのは初めてでした。
行ってみてびっくり。
人、人、人です。
しかも、年齢層が高めです。
そしてほとんどが女性です。
長ーい布の円柱を何本も抱えている方が多い。
それに、レジかごにもたくさん品物を入れている。
移動も大変そう、という感じです。
そして、荷物が少ない方も、布をみて、考え込んでいる方が多いのかほとんど動きません。
動きがとてもスロウリー。
猪突猛進な私が突っ込んでいったら事故が起こるかも。
あぶない、あぶない。
裁断を待つ列はながーい、ながーい蛇のよう。
皆さん、布を何本も抱えて興奮気味です。
何人かのグループでいらっしゃっている方も多くて、お話も盛り上がっています。
うーん。
私は、その熱気だけでクラクラ。
ちょっと苦手な感じです。
盛り上がっている布コーナーを避けて、ハギレコーナーに移動しました。
ハギレコーナーで見つけた
ハギレなら裁断がいりません。
よく考えたぞ、自分。
と思いましたが、考えが甘いことに気がつきました。
ハギレのワゴンの周りにも人がたくさん。
ワゴンをぐるっと囲んでいます。
私の目の前だけ 人がいなかったので、そこに着地。
場所が空いていたのはラッキーでした。
せっかくのセールなのに
ハギレワゴンにたどり着いて、布を見ていきます。
総時間が経たないうちに、好みの布を見つけました。
1枚100円ですから、5枚で500円です。
そうそう、私はこのときにうっかりしてしまいました。
セールのハガキをレジの人に見せるのを忘れてしまったのです。
だから、定価での購入になったのでした。
定価での購入だったら、あんなに人が多い中で買い物をする必要もなかったのに。
普段の日に行っても、同じ値段でしたね。
うっかりしてしまいました。
ポケットがたくさんついたバッグを作ろう
ピンク色の布を購入して、思い出したことがありました。
それは、「バッグ作り教室」水野佳子さんの本です。
この本の表紙のバッグ。
同じピンクでも色調はちょっと違いますが。
私は、買ってきたハギレでこのバッグを作ってみたくなりました。
このピンクの布に、この間ふんどしパンツを作ったときのハギレが合うのではないかしら？
同じピンクだし。
どうだろう。
可愛くなりすぎちゃうかしら。
私の頭の中は、ピンクで花柄がちらっと見えるバッグでいっぱいになりました。
花柄ハギレに接着芯を貼ってみる
妄想ですっかり楽しくなった私はさっそく作業に取り掛かることにしました。
右側のポケットにもフラップをつけたかったので、作図。
型紙を切り出して100円布に置いてみます。
1枚でひとつ分が取れることが分かりました。
ふんどしパンツ（略してふんパン）に使った花柄布はとても薄いのです。
持て余していた 布接着芯を貼ることにしました。
これは、布よりも高価。
いいのです。
有効活用だから。
うまく使いきれるって気持ちがいい。
本を参考に縫っていきます
これまでのミシン作業でバッグを作ったことはあります。
ポケットもつけたことはあります。
ただ、今回は本を見ながら作っていくことにしました。
知っているつもり、の作業でも、新しい発見があります。
マチのないポケットは、入れ口を折って両脇を先縫ってから表に返してつけることで角もきれいにつけることができました。
マチありポケットは、初めてです。
縫い方がわからなくて、作ったことがありませんでした。
作りながら、新しい技法（というと大げさだけど）を学ぶことができました。
YouTubeも参考に
「バッグ作り教室」のポケットいっぱいバッグにはファスナーがついていません。
あと、裏地もないです。
私はファスナーと裏地をつけたかったのでYouTubeも参考にしました。
わかりやすい動画は本当にありがたいです。
どうにか、ファスナーと裏地をつけることができました。
完成です
100円ハギレで作ったポケットいっぱいバッグができ上りました。
入れ口はファスナーです。
白いファスナーってどうかな？と思ったけど、意外と色があっていてホッとしました。
ポケットにスマホも入ります。
後ろにはファスナーポケットもつけました。
せっかく作ったバッグだけれど
仕事用のバッグとして作ったのですが、出来上がってみるといくつか難点がありました。
① 本体に接着芯を貼らなかったため、張りが弱い
②内ポケットが上すぎたため、重心が上になってしまう。
③前側のポケット、スマホを入れるにはおしい
仕事用のA5サイズファイルをしまいたくて内ポケットを作りました。
このファイルが意外と重たかったです。
ポケットを上の方に作ってしまったため、
収納すると重心が上の方になってしまいました。
また。
スマホを入れてみると、フラップが微妙に浮くんですよね。
ポケットの深さが少し足らない。
仕事用のバッグとして使うにはちょっと惜しい。
素敵なバッグができた、ととてもうれしかったのに複雑な気分でした。
編ものバッグとして使うことに
ワクワクと作り始めたバッグがこんな結末なのは悲しい。
どうしたものか。
目に留まったのは、机の上に置かれていたプロジェクトバッグ（仮）。
編みかけを入れておくバッグですが、ちょうどいいのがなくて。
クリアケースに入れた仕様書がはみ出しています。
そうだ、いっそのこと 編み物バッグにしちゃおう。
いそいそとプロジェクトバッグからピンクバッグへ荷物を移し替えました。
編みかけの虹色糸もバッグにインです。
編んでいるのは、ベルンド・ケストラーさんのキット。
柳屋さんで購入しました。
クリアファイルはやっぱりはみ出ちゃったけど。
編み物の仕様書は内ポケットに収納できました。
転職先が見つかって、ホッとしました。
この編み物バッグ。
出番でない時にはクローゼットにかけてあります。
クローゼットの中で 明るいピンク色がとってもキュートです。
クローゼットを開けるたびに気持ちが上がります。
作ってよかった、です。
それでは、また☆
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