年度末はハンカチをいただくことが多いです。
美しくて、かわいらしいハンカチ。
なかなか使えずにしまっていましました。
ご近所トラブル
つい先日まで、頂いたハンカチはとっておくことにしていました。
それは、こんなことがあったから。
何年も前のことになりますが、玄関のドアがガチャガチャと音がするのです。
平日の昼間のことです。
部屋にいるのは、もちろん、わたし一人。
どうしよう、どうしよう。
動揺しました。
玄関のドアを開けるのも怖いし。
どんな方がドアの向こうにいるかわからないので、出ていくことは避けたいです。
画像付きのインターフォンがあることを思い出し、使ってみることにしました。
「どうかされましたか」
画像に写ったのは、年配の男性。
「ここは〇〇〇号室です」
と伝えると、「おかしいな。」と言いながら去っていきました。
しばらく経つと、ピンポーン！とインタフォンが鳴りました。
画像で調べると先ほどの男性が立っています。
「家を間違えた」と小さな包みを渡されました。
同じような部屋が並ぶマンションです。
男性は階を間違えたのだと思いました。
つつみの中身はハンカチでした。
小さなタオルハンカチ。
世間知らずのわたしは「こういうときに使えるのね」と思いました。
ちょっとした潤滑油として、渡すのも悪くないと思いました。
それからは、職場でハンカチをいただいたときにも、すぐには使わずとっておくようになりました。
いただくハンカチが、美しくてすぐには使うのはもったいないな、と思ったせいもあります。
そうして我が家の引き出しはハンカチが積み重ねられていきました。
あまりに多いのも
私の職場はパートさんだけでほぼ回しています。
今年も大先輩が退職されました。
そしてまたハンカチをいただきました。
いつものように引き出しにしまおうとして気がつきました。
思ったよりもたくさんあります。
いつも間にか増えてしまったようです。
どれも美しいものばかりです。
ブランドものだし。
それで、今まで使えなかったのもあります。
でも、思い切ってつかってしまおう。
このままたんすの肥やしにしてしまうのはもったいないです。
しかも、ありがたいことに。
ご近所トラブルも今のところないし( ´艸｀)。
モノとココロの問題
ハンカチは気に入った布でハンドメイドすることにしていました。
それで、いただいたものを使うチャンスがなかった、ということもあったんですね。
モノはなるべくもたないようにしよう、と気をつけているつもりです。
それなのに、こんなにたまっていたなんて。
よいものなのに使えない、というのは自分の自信のなさなのかな。
家の中を見つめると、自分の心の中がわかったりしますね。
できるだけ、ストックを減らして、必要な数だけ持って。
自分にいいものを、使っていけるように。
すっきりしたお家で暮らしたいです。
それでは また☆
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