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ダイソーのワッペンを使って スマホケースをハンドメイドしてみた

ダイソーのワッペンを使ってスマホケースをハンドメイドしてみた

100円ショップのダイソーでかわいいワッペンのセットを見つけました。
「シールワッペン(3個、陸の生き物)」という商品です。
リス、シカ、クマの3つのワッペンがセットになっていました。
小さくて愛らしいのでハンドメイドに使おうと思って購入しました。

クマのワッペンを使うことに

購入した時に魅かれたのはシカのワッペンでした。
ピンク色に水玉のように入った白い模様が愛らしく、薄灰ピンクの水玉模様によく合いそうでした。
ただ、手芸店を何店舗か回ってもピンとくる布がなく購入に至りませんでした。
タロットカードを引いてみるとワンドの4の逆位置。
家にあるもので作れるものにすることにしました。

布を収納している衣装ケースを見てみると、薄灰色の帆布が出てきました。
欲を言えばもう少し明るい色がよかったのですが、ここは在庫を減らす目的もあるので贅沢は言えません。
ここまでシカのワッペンを使おうと思っていたのですが、この布を見てクマを使うことにしました。
色調が暗いですが、モチーフでも縫い付ければ明るくなるかもしれません。
モチーフは引き出しに眠っている綿糸を使えばこれまた有効活用にもなります。
ちょうど図書館で借りてきていたかぎ針編みのモチーフの本を見ながら、あれこれ編んでみることにしました。

編んだモチーフを並べてイメージを固めていきます

モチーフを水通しして並べていきます。
色が寂しいので ダイソーの「メタルビーズセット(小)」でゴールドを追加しました。
市販のタグを下に置いたら構図がしまって良い感じになりました。

ハンドメイド Beads happyboo のタグです。
何枚か購入していたので使うことにしました。

クマのワッペンは粘着がついていましたが、念のため接着剤で貼り付けます。
タグも接着剤でつけました。
かぎ針のモチーフやビーズは手ぬいで縫い付けました。

接着剤は主人のコレクションから。
くっつくまで時間が必要だけれども、ちゃんと接着するので便利に使っています。

カードが何枚も入るケースもハンドメイド

ここ1年ぐらいでキャッシュレス決済にずいぶんと慣れてきました。
現金はほとんど使いません。
スマホとデビットカード、クレジットカードで決済することがほとんどです。

お財布を持たずに出かけてもいいのではないかと思うようになってきました。
スマホケースにカードを入れることができる収納があれば、普段の買い物ではお財布は不要であると考えたのです。

製図用紙でカード入れを作ってみてそれを型紙にしました

カード入れを作ってつければいいのだと思いました。
主人の財布に縦型のカードケースがついていたのでサイズを測って真似をしてみました。
製図用紙を作って型紙を作ってから内布でカード入れを作っていきます。
部分的に接着芯もつけて少し強度も出しました。

間違いばかりでなかなか進まない・・・

実はここから間違いが頻出してなかなか進まなかったのでした。

  • 内布にサテン地を使ったところ、作業中に生地がほつれてきてしまいサイズが変わってしまった。
  • 布の裏表を勘違いしてカメラ窓を反対側につけてしまった
    ↑これは2回も間違えました。

さいわい、内布は余裕があったので何回もやり直すことができました。
ただ、表布はハギレだったため予備がありません。
一度間違えて切り出した後は、あとがないと緊張しながら作業を進めていきました。

サテン生地のほつれ防止のために端にロックミシンをかけてみました。
少し生地がひきつれることがあったものの、ぐっと扱いやすくなりました。

100均のPPシートで硬さを出す

周囲をぐるっと縫い終わって、硬さを出すためにPPシートをカットして入れていきます。

PPシートを中敷きに入れて硬さを出します

背の部分に入れたシートが動かないように手ぬいでステッチしていきます。
狙っていないけど味が出てしまうのはしょうがないですね。
ミシンで縫いたかったけど、シートをよけながらうまく縫うのが自信がなかったので手ぬいにしました。

中敷きを入れたら手ぬいで綴じていきます

購入していたスマホケースを接着剤で固定して完成です。

クリアタイプのスマホケースを接着剤でくっつけます

完成はしたけれど・・・

スマホケースが完成しました。
やっぱりクマさんのワッペンが可愛いです。
100均ってバカにできないよなあ、と(リスペクトを込めて)思います。

クマさんのワッペンがやっぱりかわいいです

ただ、気になる点が一点。
カードケースをつけたために膨らんでしまいました。
スマホケースを閉じていても浮いてしまうのです。
これはカードによって厚みが出てしまうこともあるし、内布のサテンのコシが収まりを悪くしてしまったのかな、と思います。

閉じていても浮いてしまう蓋

ただ、これは使っていくうちに改善されてきました。
サテン地が時間が経つにつれて収まってきたような気がします。
使い始めて1か月以上経ちましたが、蓋はきちんとしまっています。

今回は内布にサテン地を使ったことで製作難易度が格段にアップしてしまいました。
なんとか出来上がったけど、どことなく漂うハンドメイド感は否めません。
でも、念願だったカード入れもつけられたし、ダイソーのラブリーなワッペンも有効活用できたし。
ほとんど家にあるものでつくれたのも良かったのでした。

年に一度はスマホケースをハンドメイドしよう、と思っていたことが今年も実現できたのでした。
小さなことだけどうれしいです。
いろいろと気になることはあるけれど、めげずにまた作ってみたいと思います。

前回のミッフィーちゃんスマホケースとともに

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