気がつけば、もう5月。
春を通り越して、初夏ですね。
そんな陽気の中、コーデュロイのベストが出来上がりました。
在庫布の有効活用
我が家の寝室のカーテンは薄い素材です。
朝の光で自然に目覚められるように、わざとそうしました。
ただ、冬には冷たい空気を遮ってくれないんですね。
まどのそばに行くとひんやりとしています。
どうにか冷気をシャットアウトしたい。
そう考えていたところ、ひらめきました。
わが家にはたくさん布があります。
今使っていない布を窓にかけちゃえばいいんだ。
在庫布が入っている衣装ケースを確認してみると、コーデュロイを発見しました。
オークションで購入したまま、しまわれていたのです。
コーデュロイは冬の素材ですから、お洋服にするなら冬がぴったりです。
でも、その時のわたしには窓の冷気を遮断することが最優先でした。
加えて、コーデュロイをお洋服に仕立てる時間がとれなかったこともありました。
カーテンレールにクリップでとめて、簡易カーテンの出来上がりです。
さすがにコーデュロイは冷気を通さず、寝室で寒さで起きてしまうことはなくなりました。
春が来たから
4月になって、コーデュロイを窓から外すことにしました。
本当は、3月中にするつもりだったのに、バタバタしているうちに4月になっていました。
約3か月の間、吊るされていた布はしわが伸びています。
さて、どうしたものか。
このまま、また、衣装ケースにしまうにはもったいない気がしました。
「季節はずれだけど、お洋服に仕立てちゃおう」
この布で作りたいと思っていたものを、作ることにしました。
第一弾はベスト
コーデュロイの生地を扱うのははじめてです。
ドキドキしながら、裁断します。
作りたいものを切り出した後、布が残りました。
こんなときは、あれ。
ベストです。
本当はベストじゃなくて、ブラウスの型紙なのです。
「コットンフレンドソーイングvol.2」のドレープ付きブラウス。
私はこれをドレープなしで仕立ててベストとして使っています。
今まで何枚も作ってきました。
コーデュロイでうまくできるか心配だったけど、やってみることにしました。
オークションでまとめて購入した生地だから、とってもお安いし。
余り布だから、失敗しても怖くありません。
出来上がってみるとしわが寄ってしまいましたが、これはハンドメイドのご愛嬌としましょう。
いつもよりも厚い生地だったので着られるのか心配でしたが、大丈夫でした。
ニットが効いていて伸びるのも着やすかったです。
着てみました
出来上がったものの陽気は夏のよう。
30度近い気温が続いていました。
「やっぱり着ないでしまうしかないかしら。」
そう思っていた矢先のことです。
気温がぐんと下がった日がありました。
冬に逆戻り。
前日の天気予報では「気温が下がりますから上着が必要です」と言っていました。
「今日がチャンスかもしれない」
合わせてみようと思っていたシャツの上に着てみました。
うん、思った通りです。
パーソナルカラースプリングのわたしの顔に、やさしい白はよく合います。
しわが寄っているけれど、ハンドメイドのご愛嬌としましょう。
よいアイテムができました。
着用の後は冬の衣類と一緒にしまいました。
冬の楽しみが一つ増えました。
それでは また☆
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〇「コットンフレンドソーイングvol.2」は絶版のようです。
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