去年の秋にこんな布を購入しました。
赤紫のチェックがとても好みでした。
1m320円ぐらいだと思います。
2.5m購入して、割引のハガキでさらに安くなりました。
綿生地コーナーにありました。
自宅用のガウチョパンツでも作ろうかな。
生地をたっぷり使うので、綿生地でも暖かいんじゃないのかな、と思いました。
思ってたのと違ってた
お店で見て気に入って、心の買い物リストに入れて、その日は買わずに帰りました。
買いすぎを防ぐためです(笑)。
後日、気持ちが変わらなかったので再来。
やっぱり購入することにしました。
反物を裁断する台へ持っていきます。
必要なm数を伝えて、切ってもらうのを見ていると「あれ?」
内側に柄が入っていることに気がつきました。
鹿、かな。
角がないからバンビ?
選んでいるときには気がつきませんでした。
模様の部分はプリントですが、シカの模様まで入っていたなんて。
激安コーナーのチェック生地にしてはお高めだな~、なんて思ったのですが。
このプリント入りだったら、お安いわ。
かわいい模様を表にして使うことも考えたのですが。
私が気に入ったのはチェック模様だったので。
今回はシカのプリントが入っていない、裏側を使うことにしました。
シンプルだけど、どこにもない服
水通しをして、生地の準備は整いました。
さて、何を見て作ろうか。
ネットで検索などもしてみましたが、結局、家にあった本「シンプルだけど、どこにもない服」から作ることにしました。
せっかく買ったんだもの、使ってあげなくちゃね。
私が作りたいと思ったのは「サスペンダーつきガウチョパンツ」(P21)です。
隣のページの「パフスリーブブラウス」と一緒に着ている画像がかわいいな、と思いました。
ただ、私が作るのは部屋着ですから、サスペンダーもウエストのリボンもいりません。
どちらもかわいいので、悩みましたが、部屋着としての着やすさを優先させたいと思いました。
考えたすえ、サスペンダーはつけないことにして、ウエストはゴム仕様にすることに。
それでも、中央にタックが寄った形がどんなふうになるんだろう、とワクワクしました。
ガウチョパンツ完成
本の通りに型紙を作り、生地を裁断して縫っていきます。
激安の綿生地がお洒落な洋裁本に載っているお洋服と同じ形になっていくのが不思議でなりません。
自分で縫っているんですけどね!
糸は自宅にある在庫糸の中に、ぴったりの色がありました。
縫ながら、以前も同じような赤紫色のチェックの布を使って服を作ったことを思い出しました。
自分では気がついていなかったけど、私は紫のチェックの布が好きなのかもしれません。
そんなことを考えながら縫っていくと、ガウチョパンツが完成しました。
〇〇があるとさらに暖かい
ガウチョパンツが完成しました。
私の思惑通り、布の量がたっぷりとあるため暖かいです。
丈も足首までと長めに取ったことで、床下からの冷気をシャットダウンして、温かい空気を保ってくれています。
ただ、ちょっと気になることがありました。
綿素材の服なので、動くときに布どうしが触れ合うとちょっと重たく感じるのです。
布どうしがするっと滑ってくれればいいんですけどね。
化繊みたいに・・・
なんて考えていて思いつきました。
「裏地でペチパンツをつくろう!」
裏地で作るので、動くことによって布どうしが触れ合っても滑ってくれます。
重たさを感じません。
また、パンツの下に一枚履くことで、空気の層が一枚分増えます。
そのぶん、温かくなることが期待できます。
型紙は「yanのてづくり手帖 かんたん服の無料型紙と作り方」を参考にさせていただきました。
「【型紙・作り方】簡単ナチュラルなペチパンツ」のページです。
せっかくなので、今回のガウチョパンツ用のペチパンツだけでなく、手持ちのワンピースにも使える色も作ってしまうことにしました。
全部で 、3着分作りました。
どちらがうしろでも前でもよいデザインなのですが、迷いそうなのでタグをつけてみました。
タグは素肌にあたると刺激になりそうな気がしたのですが、私の場合、一年中冷え防止のレギンスを履いているので大丈夫、と判断しました。
せっかくなので、他の洋服用のペチパンツも縫いあげました。
縫ってから、「白いの1枚だけ作ればよかったんじゃないか」なんて思いました。
一番色の薄い白に合わせて、一枚だけあれば足りたんじゃないか、と思ったのです。
でも、ね。
結果的には3枚あってよかったのでした。
ペチパンツの温かさ、布裁きの良さを体感してから、外出時に履くパンツの下にも履くようになりました。
ほぼ毎日使うようになったのです。
布を安ませるために、洗い替えのために、数が多めにできてしまって、その方が結果的にもよくなりました。
よく考えないで、3枚作って正解だった、ってことですね(^^)
ガウチョパンツ、履いてみました
というわけで、本命のガウチョパンツも、おまけのペチパンツも出来ました。
そこで、さっそく、履いています。
毎日のように履いていますので、ヨレヨレ感がありますが、着画をとってみました。
もちろん、ペチパンツも履いています。
うしろ姿も貼っておきますね。
おしりが大きいですが、そこは勘弁してください。
ペチパンツの下に、さらに、レギンスを2枚履いています。
冷え性ですが、これで暖かいです。
たくさん履いていますので、食べ過ぎるとさすがにウエスト部分が苦しいです。
下半身部分に布をたくさんまとっているので、中世ヨーロッパのドレスをまとっているかのような錯覚が起こります。
「私はお姫様だけど、お掃除がんばる」と勝手な妄想に浸りながら年末は大掃除に励みました。
余り布でおまけ
足りなくなると困るので、布を多めに購入しました。
裁断するときに気がついたのですが、W幅の生地だったのですね。
布がずいぶんと余りました。
好きな柄の布なので、あれにしよう、これにしよう、と妄想が膨らみます。
なかなかカタチに出来ないまま時間が経ってしまいましたが、これだけは作業できました。
アイロン台の布部分を変えたのです。
以前の生地もチェック柄だったのですが、よく当たる部分が茶けてしまいました。
見るたびに「替えなきゃ」と思っていたので、ちょうどよかったです。
アイロン台の布は鹿ちゃんが出る面を表にしました。
せっかくの柄が活かせました。
まだ 余り布は残っています。
他にも作りたいものがあるので、そのうち、形にしようと思っています。
まだまだ寒い冬は続きますが、どうにかこのアイテムで乗り切っていきたいです。
それでは また☆
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