ふだん2枚のくつしたを重ね履きしています。
内側の5本指ソックスが薄くなってきました。
時間があったので、以前から気になっていたダーニングに挑戦。
Youtubeが先生です。
動画を参考に集めた道具がこちら。

はじめてのダーニング
見よう見まねで始めてみます。
木綿糸でしるしをつけて

ビンにもありったけの輪ゴムをかけてみる

くつしたをビンに履かせて輪ゴムでとめて

縫っていきます。

一か所、完成です
なんとか2色の糸をさし終えて

糸の始末をして

完成です

ダーニングの良さ
動画を見ながらはじめてダーニングをやってみました。
修繕したくつしたも使っています。
やってみてわかったことがありました。
① 持て余していた糸を活用できる。
使ったのはごしょう産業さんで購入した綿糸です。
全色のアソートパックを買ったものの、使い切れずに持て余していました。
ダーニングではそんな糸も活用できる。
素材によっては毛糸も利用できそうです。
編み物の製作途中に出る、半端なあまり糸も活用できそう。
そんなあまり糸が気になってしまう、「もったいない」と思う気持ちも大切にできます。
② 人目を気にせずに色を選べる
今回の私の場合は、くつしたで、しかも、重ね履きの内側でした。
だから、人目を気にせずに色を選ぶことができました。
「この色とこの色を組み合わせたらどんなふうになるかな」
好奇心で単純に色を選ぶことができました。
これが、思いのほか楽しかったです。
こどもころにぬりえに色を塗っているころの気分。
純粋に楽しめたんです。
③ モノの寿命を延ばすことができる
3番目に来てしまいましたが、これが本来のダーニングの目的ですね。
修繕個所の耐久性については半信半疑でした。
でも、ちゃんと使えています。
くつしたの寿命を延ばすことにつながっています。
これって「わたしっていいことしたんだな」という自己満足にもつながって。
気分がよくなりますね。
穴あき靴下を探す
ドキドキだったダーニングですが、みごとにはまってしまいました。
もっとやりたくなって、穴あき靴下を探します。
寝る時に履く、シルクの靴下にも刺してみました。

シルクの靴下は履きこみで生地が薄くなっていて。
生地が傷まないかな、と心配になりました。
でも、そんな心配は不要でした。
ダーニングの作業がおもしろいです。
とくに、最初に糸を渡した後、上下上下と糸をくぐらせるところ。
織物をしているような気分になります。
いつか機織りをやってみたいな、と思っていたのですがダーニングで満足してしまいました。


後悔していること
わたしのくつしたはひととおり刺し終わりました。
靴下の寿命も延びたし、刺すのも楽しかったし。
大満足です。
ただひとつ後悔していることがあります。
それは、ちょっと前に穴あきくつしたを捨ててしまったこと。
ダーニングをやる前だったので、悩みながらも捨ててしまったのでした。
しかも、片方だけ新しいものに替えたのでちぐはぐなんですよね。
見るたびに「あーあ」と思います。
それでは また☆