今年はどんな年になるか、星の動きから見ていきます。
うお座からおひつじ座へ
西洋占星術ではホロスコープという円形の図を使います。
360度を30度ずつ12に分けた星座で囲まれています。
おひつじ座から始まって、うお座までの12星座です。
1番目のおひつじ座は、占星術上でもスタートの意味合いが強いです。
おひつじ座に太陽を持っている方は、自分の意志にまっすぐに行動することが人生の目的になります。
スタートダッシュも早く、周りよりも一足も二足も先に行動を開始します。
12番目のうお座は、一番最後の星座です。
水の星座ですが、かに座やさそり座のように境界線がなく、みんな一緒の世界です。
海の中にはきらめく真珠もあれば、息絶えて分解を待つものもいる。
うお座に太陽を持つ方は、様々な状況を受け入れ、気を配ることができる人です。
( おひつじ座とうお座の違いを説明したくて、そこに太陽を持つ人の特徴として書いてみました。
中には「違う。当たっていない」とおっしゃる方もいると思います。
両方の星座の印象をお伝えしたくて、かなりざっくりとお話ししています。
大ざっぱな書き方をしていることをご了承ください。)
ざっくりとではありますが、この2つの星座の違いを分かっていただけたと思います。
この世に生まれ、スタートダッシュを切るおひつじ座。
すべてのものが行きつく先。すべてのものが分解されひとつになるうお座。
うお座からおひつじ座への移動は、占星術では特別な意味を持ちます。
すべてを捨てて生まれかわるような、そんな変化の時となるのです。
トランスサタニアン
星座とは別に、占星術では10の天体を使います。
月、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。
そのうち、土星までの7天体(月、太陽、水星、金星、火星、木星、土星)を個人天体と呼びます。
個人天体は、地球に近いこともあり、日々の出来事をみるのに使われます。
土星よりも遠い3天体は天王星、海王星、冥王星はトランスサタニアンと呼ばれています。
地球からも遠いこの3つの天体の影響は、私たちの人生で扱うには大きすぎるものがほとんどです。
歴史を動かすような大事件や事故、教科書にのるような大きな出来事を引き起こす、というと分かりやすいでしょうか。
人知を超えた出来事が起こるので、私たちヒトの尺度から見たら災難としか考えられないような出来事が多くなります。
この3つの天体がホロスコープ上で角度を作っていく時、時代が動き、変わっていく時ともいえるでしょう。
2024年の星の動き
今年は 天王星、海王星、冥王星の3つのトランスサタニアンが、それぞれの星座の最終度数あたりを運行します。
天王星 | おうし座 19度~27度 |
海王星 | うお座 25度~29度 |
冥王星 | やぎ座 29度~ みずがめ座 2度 |
冥王星は一足先にやぎ座から次の星座のみずがめ座に入っています(2024年1月21日)。
逆行でまたやぎ座に戻って、11月にみずがめ座に入ると、もうやぎ座に戻ってきません。
天王星も、海王星も今年は次の星座にはうつりません。
でも、ひとつの星座は30度までです。
最終度数付近を動いていることが分かります。
その中でも、注目したいのが海王星です。
海王星は現在うお座を運行しています。
うお座の最終度数というのは、特別です。
今までお話ししてきた通り、うお座は一番最後の星座だからです。
うお座からおひつじ座への移動は、これまでのことがいったん終わり、新しいことが始まるジャンプとなります。
世界ががらりと変わるような変換点なのです。
もちろん、天王星が最終度数なのも見逃せません。
7年にわたっておうし座を運行してきた天王星は、おうし座が担当する分野の変化を一気に仕上げにかかります。
おうし座の分野とは、身体感覚や五感、物質やお金、食べ物などです。
私がおうし座天王星で真っ先に思い浮かぶのがキャッシュレス決済です。
この7年間でキャッシュレス決済化がずいぶんと進みました。
今年は新札の発行もあります。
現金が使われなくなってきている今、どうして新札発行?など。
お金について考えることが増えそうな年になりそうです。
クライマックス
社会的な大きな事象として現れることが多いとされているこの3つの天体です。
今年はそろって星座の最終度数を運行します。
私がこのことに気がついたとき、真っ先に思い浮かんだのが映画でした。
映画って、最初は静かに始まって、登場人物がわかったあと、何か大きな出来事が起こります。
出来事は映画の主題に直結しています。
観客はそれに巻き込まれ、飲まれていきます。
最後に物語が完結して映画が終わります。
トランスサタニアンがどの天体も星座の最終度数を運行していることに気がついたとき、私が思ったのは「どの天体もクライマックスだ」ということでした。
天体が星座の終わりを運行するというのは、その星座を十分やりつくしている段階と言えます。
もりもりに盛り上がっているような状態です。
映画のクライマックスって、物語も佳境で目が離せません。
だいたい、「これどうなっちゃうんだろう」という事件が起こったり、「もうダメだ」とハラハラしたりします。
私は占星術の専門家ではなくて、詳しいことはよくわかりません。
それでも、トランスサタニアンのこの配置と今年の運行を見て「クライマックスだな」と思いました。
なんだか、これまでの常識がひっくり返るような出来事が起こってもおかしくない感じがしました。
できれば、多くの人が大変なことになりそうな事件や事故は起こって欲しくありません。
災害もしかりです。
でも、備えておくことはしようと思います。
まとめ
初心者である私が、2024年はこんな感じになる、と思ったことをお伝えしてきました。
私が
・トランスサタニアンが1年で星座のどのあたりを運行するか確認する
・最終度数を運行している場合は、その星座のクライマックス
・トランスサタニアンが最終度数付近にある時、その星座・天体にに関することが社会的にも話題になりやすい
今回は トランスサタニアンが星座の終わりの方にある2024年についてみていきました。
手を動かす
私はここ何年か、カレンダーに天体の暦を書き入れています。
今回のことも、暦を書いている最中に気がつきました。
自分の暦と合わせてオーダーできるサービスを利用したこともあります。
でも、そうすると頭が働かないんですよね。
私は手を動かしたほうが身体に入ってきます。
詳しいことはもっと勉強しないとわからないですね。
でも、その分、プロの方のYoutubeを聞いたりして楽しんでいます。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは また☆
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