無料で利用できる図書館で編み物の本をかりてみましょう。
編み物の本も所蔵している
図書館って小説の本をかりるだけではありません。
それ以外の本もたくさん所蔵しています。
編み物の本もあります。
しかも、無料で借りられます。
図書館に行ったときには
図書館の本は分類番号順に並んでいます。
編み物の本は5分類(技術・工学)の分野です。
その中でも59(家政学・生活科学)の中に含まれます。
図書館に行ったら、5分類、59の棚を探してみましょう。
編み物の本があるはずです。
検索を使う
図書館には検索機が置いてあります。
また、現在はパソコンやスマホからもお住まいの地域の図書館のページにアクセスすれば、ネットで検索機能が使えます。
読みたい本の題名や著者名がわかる場合は検索してみましょう。
検索すれば、その図書館に所蔵しているかどうかがわかります。
また、現在貸出中なのか、すぐに利用できるのか。
どこの図書館にあるかも調べられます。
パソコンやスマホで予約ができる場合もあります。
貸出中の場合は順番待ちができますし、
遠くの図書館にある場合は近くの図書館に取り寄せることもできます。
いろいろな編み物の本を探したいとき
検索窓に「編み物」(もしくは「編物」「あみもの」等)と入れてみましょう。
こうすると 本のデータに「編み物」と入っている本が検索結果として出てきます。
ただ、この方法ですと、小説なども検索結果に表示されてしまいます。
NDC(日本十進分類法)で検索が可能でしたら594.3と入れてみましょう。
594.3は日本十進分類法で編物:毛糸、レース、リリヤンが含まれる分類番号です。
この分野に入るものすべてが検索結果として出てくるはずです。
*それぞれの図書館でお使いのシステムや設定によっては出てこない場合もあります。
図書館では図書館の収集方針に従って本を買ってますので、人気の編み物本ばかりではないかもしれません。
でも、意外と面白い本がみつかることも。
「こんな編み物の本もあったんだ」という発見も楽しいです。
購入希望も受け付ける
お住まいの地域の図書館でしたら、所蔵していない本のリクエストも受け付けてくれる場合があります。
ただ、借りられるまでに1か月とか2か月とか時間がかかるようです。
また、他の市に所蔵している場合は取り寄せてくれることもあります。
所蔵していない編み物の本で読みたいものがある場合は、図書館で相談してみましょう。
絶版本が読める
私は先日「今日も編み地、明日も編み地」(服田洋子/著 グラフィック社)という本を読みました。
これはニットデザイナーの風工房さんの本。
ニットも何点か載っていますが、風工房さんの自伝のような本です。
編物雑誌「毛糸だま」などにも必ず風工房さんがデザインした作品は載っています。
そして、デザインした方のお名前を確認しなくても、風工房さんのデザインしたニットだよね、とわかるのです。
すてきだな、といつも拝見していました。
本には、小学校入学時に母親がデザインしたセーターを見て「私の服は作らないで」と宣言したエピソードがあり、すでに幼少期から服へのこだわりやご自身の考え方が強くあったのだと思いました。
興味深く読ませていただいたのですが、この本は絶版だそうです。
古本の検索でも楽天では引っかかりませんでした。
気軽な気持ちで図書館で借りて読んだのですが、貴重な本だったんですね。
本を読んで風工房さんの作品を見てみたくなり、図書館で取り寄せてみました。
こういう楽しみ方ができるのが図書館の良いところだと思いました。
さいごに
今回、図書館で編み物の本を検索してみて、NDC分類のことなど初めて知りました。
他にも知りたい方がいるかもしれない、と思って書いてみました。
それぞれの図書館で使っているシステムの違いや、図書館それぞれの設定の違いなどがあります。
私が今回書いてみた方法でうまく探せない時には、お使いの図書館のカウンターで聞いてみてください。
また、秋冬の編み物の本は、冬になると貸し出しが多くなります。
オフシーズンの春から夏には貸し出しが少なく、かりやすいです。
いろいろな編み物の本を、しかも無料で借りられるのが図書館の良いところです。
何冊も見比べて、次に何を編もうか思案するのもよし。
様々な技法に触れ、編み物の世界の広さを実感するのもよいですね。
いろんな使い方ができそうです。
参考になれば幸いです。
それでは また☆
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