職業用ミシンを使っています。
ボタンホールをつくる時には「ボタン穴かがり」を使います。
少し早めにミシンを動かしたら、布を送らなくなってしまいました。
アタッチメントが壊れてしまったのでしょうか。
MODEL B-6型
私が使っているのはジャノメの高速直線ミシンです。
いわゆる職業用ミシン。
直線縫いが得意です。
というか、直線縫い専門のミシン。
家庭用ミシンとおさらばしてから、しばらくはボタンホールは手で縫っていました。
でも、シャツや前開きワンピースを何枚か仕上げて目が覚めました。
「便利なものを頼ろう・・・」
そして我が家にやってきたのが「ボタン穴かがり 職業用」です。
ミシンに装着して使用するアタッチメント。
型番は「MODEL B-6型」。
ブラザーが作っています。
わが家のミシンでも使えることを調べてから購入しました。
ボタン穴かがりのしくみ
直線縫いミシンはまっすぐにしか縫えません。
それが、「ボタン穴かがり」を使うとボタンホールを縫うことができます。
ボタンホールはジグザクミシンで楕円形の形で縫われたものです。
真ん中に穴をあけてボタンが通るようにします。
直線縫いしかできないミシンが、どうしてジグザグのステッチをかけられるのか。
まず、「ボタン穴かがり」の付属品である針板カバーでミシンの送り歯をふさぎます。
こうすることで布を前へ送らなくなります。
ボタン穴かがりのアタッチメントはミシンのステッチがジグザグになるように布を左右に移動させます。
それで、真っすぐしか縫えないはずのミシンがジグザグ縫いになるんです。
加えて、ボタン穴かがりはステッチが楕円を描くように布を動かすようになっています。
それで、直線縫いしかできないはずの職業用ミシンでも、このアタッチメントを使えばボタンホールが縫えるんですね。
進まない
先日から作っているワンピースが佳境になってきました。
あとはボタンホールを作って、ボタンをつけるだけです。
どきどきするなあ。
なんて思いながらボタンホールを作っていました。
「もしかして、もう少し早くしてもいいかも」
針の動きと連動している足踏みペダルをいつもよりも深めに踏んでいた時です。
カバーの中で音がしました。
「何だろう」
気になりましたが、ちょうどボタンホールを縫い終わったところでした。
糸を切って布を外します。
つぎのボタンホールが最後のひとつ。
布をミシンにかけなおして縫いなおしました。
「あれ 進まない」
針は上がって縫い目を作ろうとするのですが、ジグザグになっていません。
2ミリぐらいの直線縫いのステッチを作るだけです。
楕円にもなりません。
動画を撮ってみました。
説明書を読んで、形板駒を出し入れしてみました。
説明書にある「布押さえが動くとき」という項目もチェックしてみました。
歯車は正しい位置にあって、正常です。
今回の不具合の原因はここではないようです。
グーグル先生にも聞いてみました。
ミシンの修理を専門にしている方の修理動画やブログがいくつかヒットしたので見てみました。
カバーを外しての修理を説明してくれているものがいくつもありましたが、私にはさっぱりわかりません。
わからないのにカバーを安易に外して、状況が悪くなったら取り返しがつきません。
あとひとつのボタンホールができれば完成なのに。
面倒なことになってしまいました。
新たに買うとしても、1万円。
うーん。
迷うところです。
自分の手で縫ってしまってもいいかな。
考えてみましたが、縫い目がきれいではないので躊躇します。
しかも、手間がかかりますね。
悩みます。
占いで意見を聞いたりもしました( ´艸｀)
易では「受け身に徹するがよい」とでました。
とりあえず、わからないので主人に聞いてみることにしました。
主人は機械いじりが好きです。
これは余談ですが、主人はNHKの「魔改造の夜」好きです。
主人は洋裁はしませんし、ミシンも家庭科の時間以来、触ったことがない人です。
それでも、直線縫いしかできないミシンがジグザグのステッチを作り、ボタンホールを縫う仕組みを説明すると、構造が想像できたようです。
主人は「ラシェットがうんたらかんたら」と説明しだしました。
私は合図地を打つのがやっとでしたが、主人がカバーを開けてみてくれることになりました。
主人はこの日、免許の更新のため有休をとっていました。
更新さえ終わってしまえば、体が空きます。
「見てみるよ」言ってくれました。
私は仕事です。
主人は何が不具合になっているのか、予想がついたようです。
果たしてボタン穴かがりは直るのでしょうか。
ワンピースは完成させたいし。
ボタンホールを手で縫うのは大変だし（しかもきれいに縫えない）。
新しく購入するにはお金がかかるし。
「ああ、直ったらどんなにいいだろう！」
と思いながら家を出ました。
さて、どうなりますか。
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