図書館で美しい本を借りました。
ドイリーって昭和?
ドイリーというと、私の中では昭和のイメージが強くて。
私がそう思っているだけなんだけど。
古い団地に住んでいたいた時に、自治会費の集金に行ったのね。
もう20年ぐらい前のことだと思う。
私の親よりも年配の方で、当時60代ぐらいだったのかな。
玄関のドアを開いただけでも目に付くところに、ドイリーが飾ってあったの。
額に入っていて、30センチ以上はあって。
「今は目が疲れちゃうから編まないけど、昔は編んだのよ。」
そんなこともあって、私にとってドイリーは 昭和の女性のエレガントな趣味、という印象がありました。
洋書みたい
ドイリーの本を予約したものの、昭和っぽいんだろうな~、という思い込みが抜けずにいました。
でも、届いた本を見てびっくり。
青い表紙に白いドイリーが浮かんでいるさまはとても洗練されています。
どこか洋書のようでした。
私の思い込みは波のように引いていきました。
そして、気になったものを編んでみることにしました。
予定変更
編み上げて、ブロッキングしたものの、そのままの状態で時が過ぎていきました。
当初の予定は、ブックカバーに仕立てるつもりだったのです。
それが、時間が経つにつれて考えが変わっていきました。
ブックカバーにはドイリーなどない方が使いやすいんじゃないだろうか。
外出先で本を読むことも多いから、ドイリーなどない方が人目を気にしないで使えるのでは。
そんなことを考えてしまったのです。
そしたら、せっかく編んだドイリーの使い道がありません。
どうしたものか。
考えていたところ、あることを思いつきました。
さっそく 材料を揃えます。
手持ちの布に
オークションで購入したニット生地の色が、イメージにあっていたので使うことにしました。
必要な長さに切っていきます。
ドイリーを縫い付けました。
こわい鬼
次に求めるのは、こわい鬼です。
言葉が足りなかったですね。
私は鬼を折り紙で折りたいと考えました。
図書館で折り紙の本を見たりしましたが、見つけられたのは、みんなかわいらしい鬼でした。
私が見た折り紙の本の対象年齢の子どもたちが、簡単に折ることができる、怖がり過ぎない、などを考えてのことでしょう。
ただ、私がイメージした鬼とちょっと違うのです。
私の頭の中に浮かんだのは、般若(はんにゃ)の面のような鬼。
迫力がある鬼の顔です。
Youtubeで検索して見ると、見つけることができました。
難しそうで折ることができるか心配でしたが、どうにか完成させることができました。
参考にさせていただいた動画です。
ばぁばの折り紙チャンネルさん、ありがとうございました。
【節分の折り紙】鬼の顔の折り方【音声解説あり】折り紙1枚でリアルな鬼!
100円ビーズで飾り付け
鬼も折ることができて、それらしくなってきました。
もう少し、節分らしくしたいな、と思って、ビーズを縫い付けることにしました。
節分でまく、大豆をイメージしています。
キラキラとビーズが光って、大豆に見えないかもしれないのも面白いな、と思いました。
私が使うので、私が楽しいと思っていれば、いいよね。
ビーズも縫い付けたので、ミシンで縫っていきます。
節分飾りの完成です
中表で縫った布を表に返して、中板を入れてあきを閉じました。
折り紙の鬼はボンドで貼り付けました。
そうそう、ドイリーをどう使うか考えた時。
鬼の向こうに、この紫のドイリーが見えたんだよね。
イメージ通りに出来てよかったです。
現在は、玄関に飾られています。
節分の日には豆まきするんだ。
豆を買ってきました。
ドイリーはごしょう産業の糸です。
NEW シャインコットン。
私が編んだ色は廃番でなくなってしまったけれど、新色が増えていますね。
よりが効いていて、模様がきれいに出るのがいいな、と思っています。
色が豊富なのも楽しいです。
「レース編みのモチーフ&ドイリー100」はレース編みの本ですが、私はかぎ針用の糸を使って、かぎ針でドイリーを編みました。
レース編みのような繊細さはないけれど、美しいドイリーができました。
それでは また☆
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