夢をかなえるゾウ１を読み返してみました。
あんみつに喜ぶガネーシャ。
ガネーシャ神を知らないと言われると拗ねるガネーシャ。
笑いが止まりません。
ガネーシャ神が関西弁
知人の誘いで豪華なパーティーに出かけ
みじめな思いをした主人公が
「変わりたい」とふて寝したところ
から物語が始まります。
何かを変えたいと出かけたインドで買った
ゾウの置物。
朝起きるとゾウが宙に浮いてます。
おまえが頼んだから出てきてやったんだぞ、
というのです。
物語のガネーシャはなぜが関西弁で
自分大好き。
「あ、あとワシのこと誰にもいわんといてな」
夢をかなえるゾウ より
そう言ってガネーシャは鼻を鳴らした。
「ほら、ワシ有名やから、見つかるといろいろ面倒やねん。『握手してください』的なこと言われるし」
いやいや、それはないからだいじょうぶ。
なんて ひとり突っ込みしながら笑ってしまいます。
褒めてほしい炸裂中の主人と
かぶるところがあって更に笑えました。
私の夢って何だろう
そんなガネーシャに笑いながら読んだのですが
自分に違和感を感じました。
これを最初に読んだ時には
私も叶えたい夢が漠然とあって
主人公と共感できる部分が
たくさんあったように思います。
ガネーシャの課題をやってみて
気がついたことが書いてあるところとか
ものすごく共感して読んだ覚えが。
でも、今回はちょっと違ったんですよね。
ガネーシャの描写には笑えるし。
書いてあるところには頷けます。
でも、私の中のものと呼応しないんですよね。
そうだ、と気がつきました。
今の私には夢と呼べるものがないんですね。
夢がない
少し前までは もっとよい暮らしのために
ということが大きな目標というか
課題になっていたように思います。
夫婦ともに実家が貧しくて
それなりに苦労をしたので
人並みの暮らしをしたい、が
目標になっちゃってたんですね。
で、最近気がついたんです。
どうやらそれはできるようになったようだ。
ということに。
すごく喜ばしいことです。
自分たちが誇らしく思えました。
「私たち頑張ったよね」
という話は夫婦でよく出てくる話題です。
でも、私はそこから先がわからなくなっちゃった。
他にやりたいと思っていたことはありました。
でも、それは進もうとすると違和感を感じるんですよね。
少し前までは確かに夢と呼べるものだったんですが。
自分が変わってしまったのかな。
今の自分がやりたいことではないのかもしれません。
とりあえず毎日が楽しいし
小さなやりたいことはたくさんあるので
それをしていこうと思っています。
夢をかなえるゾウ０
夢をかなえるゾウシリーズの最新刊は
「夢をかなえるゾウ０」なんですね。
帯を見ると「夢の見つけ方」が
テーマのようです。
夢が見つけられるんだろうか。
こんなおばさんにでもみつかる？
もしかしたら 私の夢見つからない症状は
ここ最近の体力低下が大きいのかもしれません。
もうそろそろお年頃（たぶん）。
生きてるのがやっとの感がある。
夢をかなえるゾウ０も図書館で予約したので
読むのが楽しみです。
すごい予約数だから
読めるのは来年になってしまいそうだけど。
それでは また☆
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画像：Dean MoriartyによるPixabayからの画像
